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久しぶりのローマ。前回来たのはジュビレオの年(2000年)の夏で、そのときは慌ただしく通り過ぎただけで記憶も薄いが、今回テルミニ駅に着いてその変貌ぶりにまず驚いた。用事なさそうな目付きも怪しげな感じの人たちがよくうろうろしてて薄暗かった構内はすっかり明るくなって、ショップやバル、レストランが小洒落た感じで並んでいる。 EU基準に見合うよう頑張って整備したのかな。イタリアもやればできるじゃないかと感心しながら、安宿の集まってる駅西側へ出てみると、そのへんの猥雑な感じはあんまり変わらず。目付きの怪しげな人たちは、駅を追い出されて近辺の外国人街にたむろってるのだろうか。 サン・ピエトロ大聖堂に入るのにも、セキュリティ・チェックがいっそう厳しくなっていた。警備員があちこちに立っているが、場所柄かどうか知らないが警備といっても皆エレガンテ、ものものしい雰囲気はない。 教会内に入ると、冬のやわらかい日差しが窓から入り、低い角度の光の帯を作っている。せっかく来たのでクリプタ(地下墓地)に降りて、昨年亡くなったヨハネ・パウロ2世の墓参りをしておく。「空飛ぶ法王」とか言われていたように、あれだけ老齢になってまで精力的に世界を飛び回って対話に力を尽くしたのは偉かったよ、と労をねぎらってみた。 午後、博物館の方に行こうとしたがすでに入場時間が過ぎており入れず。開館スケジュールを書いた看板を見上げて歩いていると柵に足をひっかけて転んだ。すれ違う観光客たちみな吃驚。目を丸くして一瞬唖然としたあと、英語で「…大丈夫!?」と声をかけてくれるのだけど、ひきつり笑顔で「だ…大丈夫です。」と言うしかない。一人で往来でこける姿の哀れなことといったら…。 その日は不運で、歩いていて落下してきた鳩のフンにも命中し、散々であった。 ヴァティカン博物館には結局、帰国前日に訪れた。駆け足で見て回ったが、わかっていてもシスティーナ礼拝堂の混雑には閉口。ざわついてくると警備員が "Silence, please" とやるのだが、警備員たち、あんたらも黙れよ。 #
by achici
| 2006-03-27 00:06
| 旅
2か月ぐらいぶらっと旅したいなあ、とずっと思っていた。去年の暮れ、6年間勤めた会社をとうとう辞めて、イタリア・スペイン・モロッコ・ポルトガルを巡る旅に出た。起点の地・ローマに飛んだのは、新しい年も明け、この冬にして珍しくうららかな好天の祝日だった。年末に引いた風邪をまだひきずっていたけれど、気分は軽々。
しばらくはこの旅で訪れた町で私が出会った事柄を綴っていくつもりです。 #
by achici
| 2006-03-26 23:53
| 旅
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