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私たちの唯一の願いは、中国を含んだあらゆる隣接諸国の人々と、平和に、そして友情をもって、暮らすことである。このことを、私たちは、寛容と穏和を評価し尊重する全世界すべての人々に訴える。 ダライ・ラマ14世の自叙伝『チベットわが祖国』(中公文庫BIBLIO20世紀) まえがきの中の一節。1959年、ラサ市民による武装蜂起があり、中国政府との関係悪化によりダライ・ラマ14世はヒマラヤを越えインドに亡命する。そのときチベットで何が起こったのかが、この本に鮮明に記されている。 亡命して49年経ったいまでも、彼とチベットの人々の願いと訴えは一貫して変わっていない。 #
by achici
| 2008-04-11 14:00
| 京都でうだうだ
国立国際美術館で開催中の「エミリー・ウングワレー展」。エミリー・ウングワレー (Emily Kame Kngwarreye, 1910?-1996) は、生涯を生まれ故郷のオーストラリア中央部で、ずっと伝統的な世界観のなかで暮らし、老境になってからバティック制作やアクリル絵画制作を始めた人だ。
もちろん西洋的な芸術修業とは無縁で、民族の伝統的な表現手法をもちいながら、彼女が夢みるイメージを自由にかたちにしている。呼吸が聞こえるようなおおらかな筆致で、ヤムイモの蔓や乾いた土のひびわれが、キャンバスいっぱいに広がる。 土、樹木、花、果実、水、空、太陽の光 etc、すべて彼女の身の周りの自然の事象を反映して生まれた色とかたちだ。アースカラーのグラデーションの美しさはもちろん、とてもポップに思える強いピンクも、きっと赤土の大地が夕日に照らされるとそのように輝くのではないか。そんなことを想像しながら見るのも楽しかった。 また、彼女はキャンバスを地面に置いて描いていて、絵のどの方向が上ということがないそうだ。美術館では絵画はかならず壁面に展示されるので、キュレーターの意向で上下が決まる。絵を床面に展示してみるのもひとつの方法だったのではないだろうかと思ってみた。 「アボリジニの生んだ天才画家」というサブタイトルが付いてるけれど、そんな文脈とは関係なしに、素敵な作品たち。国立国際美術館での開催は今週末まで。Don't miss it! #
by achici
| 2008-04-07 22:28
| みる
昨日は磔磔で、Mozaik (モザイク) のライブ。Mozaikは、アイリッシュ・ミュージックの大御所、アンディ・アーヴァインとドーナル・ラニーが率いるグループ。彼らが奏でるのは、ヨーロッパの西の端、アイルランドの音楽と、東の端のバルカン音楽、ヨーロッパを脱出してアメリカで育まれたオールドタイム・ジャズの融合。
ミックス、というより自在に、それぞれの特徴を出しながら広がりをもって音が流れていく感じ。音楽の根っこはつながっていると思える。からだに浸透していくような、きもちよい音楽に包まれた贅沢な時間だった。 Mozaik 2ndアルバム「チェンジング・トレインズ 」 #
by achici
| 2008-04-05 23:20
| みる
3月末で仕事を辞めた。 次が見つかるまでしばらくヒマなので、とりあえずブログ再開。 時間があるうちにいちばんやっときたいのは、本をたくさん読むことだ。 しかし気持ちに頭がついていかないね。 「本ばっかり読んでも何の役にも立たないよ。」 そのとおりかもね。 今日は、辞めた職場の花見に参加@万博公園。 寒かったけど、桜はもりもり咲いてたなあ。 #
by achici
| 2008-04-04 00:32
| 京都でうだうだ
写真は龍山寺の提灯。龍山寺は、台北でいちばん古い仏教寺院だそうな。お堂の屋根は、龍やらなんやら獣の彫刻をゴテゴテと派手にのっけて反り上がっていた。そろそろ日も暮れようとする頃に訪れたが、引きも切らず参拝者がやって来る。
長さも太さも日本の10倍ほどある線香を、おじさんから手渡された私も、見よう見まねで供えてみる。火をつけると、炎が、なかなか消えてくれない。まちがった。手で持つほうに火つけてた、アホな私。気を取り直して正しいほうに、も一度点火して、拝所ごとに香炉に一本ずつ立てて回った。 不信心な観光客である私は、拝むフリだけしとく。みんな本気で拝んでるように見える。10代20代の若い人でも、線香を手に合掌して、真剣に何やらブツブツと唱えて礼をしていた。 寺をあとにし、近くの華西街観光夜市を歩いてみたら、店の前のケージの中で大蛇がにょろめいていてぎょっとした。そんな店があっちにも、こっちにも。このへんは、精がつくものを売る店が多いんだって。 これは城隍廟。歩いていたら表門が電飾ビカビカだったので入ってみた。観音さまも金ピカ。十二支をかたどった提灯がかわいい。 食事はもっぱら夜市や駅前の安い食堂でとった。下の写真は寧夏路夜市。台北駅前に、食堂の並んでる通りがあって、夫婦でやってる一軒に入って食べた排骨飯(揚げたスペアリブがのった飯)がおいしかった。付け合わせが、厚揚げの煮たのと細切り昆布の炒めたの(クーブイリチーやんか)だったのが、なお良かった。 味は言うことないのだけど、屋台や食堂でひとりで食べるのは、あまり落ち着かないものだ。注文したらすぐ出てくるし、それを黙々と口に運んで、水も置いてないので、間を持たせることなく立ち去るのみ。これは基本的に、ファストフードだな。 最後の日は、書店に行ってみた。台湾随一のメガ書店「誠品書店」。本店も、新しくできた信義店も、書店の名を掲げたビルのなかに、雑誌・書籍だけでなくCD、雑貨や洋服を売るフロアもある。もちろんカフェも。なんと書店フロアは、24時間オープン(信義店は午前2時まで)。そんな、深夜まで本を探しに来る人がいるのか、台北には。 旅のガイドブックではやはり日本ものが人気のよう。なかでも京都ものの多さを見ると、ここは日本かと錯覚してしまう。女性をターゲットにした、小粋な和モノやカフェを特集した雑誌やビジュアル本が目立つ。テキストが台湾語である以外には、それらの本のデザインは、日本のものとそう変わらない。 本店・信義店ともに、アート・デザイン関係が充実しているように見えた。ちょうど建築書フェアをやっており、特設台にル・コルビュジェ、安藤忠雄、伊東豊雄などの名前が踊っていたが、日本をはじめとして、世界じゅうからの情報を貪欲に入手しようとしているのかもしれない。日本のデザイン書籍・雑誌は、ほぼ網羅してあるのじゃなかろうか。翻訳版もあれば、日本語版もある。 信義店の中には、アート・デザイン書と日本からの輸入書を売る独立した店舗があって、モノトーンを基調とした内装(日本書のほうはすべて白)で、ハイセンスな感じ。日本書もおもに若者をひきつけようとしているのだろう、アート本、ビジュアル本が中心。 おかしかったことといえば、平台に、キムタク写真集とアイドル主演TVドラマ写真集のあいだに、細江英公写真集『死の灰』が並べてあったことぐらいか。 その日は雨で、傘は持ってないわ歩くのは疲れるわで動きたくなかったので、そこでけっこうな時間をつぶした。でもまさか異国で、花くまゆうさく『メカ★アフロくん』を初読みするとは思わなかった。 おまけ。緊急時、台湾人のほうが逃げ足が早いとみた。 #
by achici
| 2008-01-10 23:33
| 旅
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