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ヴィム・ヴェンダースに『東京画』という映画がある。小津安二郎を敬愛するヴェンダースが東京を旅する、小津と小津映画へのオマージュといった作品なのだが、そこに谷中墓地が出てくる。子どもが墓地でキャッチボールだか三角ベースだかをしている場面。私がこの映画を観たのは大学生の頃で、この映画で覚えているのはほぼそこだけだ。そしてそれ以来、谷中イコール墓地。即この映画の場面がイメージされることになった。
東京にもそんな古風な場所が残ってることが印象深かったわけだが、それだけではない。この映画が製作されたのは1985年で、私がこの映画を観たのはそれから約10年後。墓地で遊んでいる子どもたちは、おそらく自分と同年代やなあと思うと、妙にリアルなタイムスリップ感があったのだ(自分の子どもの頃の映像など見たことなかったから)。 東京は、遊びに来るのはいいけど、絶対住みたくないと思っていたが、今年のはじめ、根津・谷中に初めて散策に来たときに、ここやったら住んでもいいなあと思った。まさか、その半年後に本当にそこに住むことになるとは思いもよらなかったが。 今になって、何がそう思わせたかを考えてみる。なぜ最近、谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアがそんなに人を惹きつけているのかの理由と重なるのだと思うが、表面的なことでいえば、路地が多い、古い家並や昔ながらの商店街がある、点在する寺、個性的な店(老舗から若い人が始めた雑貨店まで)がある、商業的すぎない、大学(東大、東京藝大)や国立美術館・博物館が近いとかか。日本らしさ(?)を求めて外国人ツーリストもたくさんやって来る。 京都と空気が似ているのかもしれない。京都がなぜあんなに人を惹きつけてやまないのか、他のまちにない何が一体あるのだろうか。 昨日は、 でした。 自転車でライオンズガーデン谷中三崎坂→宗善寺→光源寺。全店物色するもなんにも買わず。 ライオンズガーデンの狛犬は、なぜか1匹しかいなくて据わりが悪い感じ。 #
by achici
| 2008-10-13 23:45
| 東京でうだうだ
思わぬところで、人はつながっているものだなあと思うことあり。まあ関心の向きが同じ人がおのずと集まってくるからだとも言えるが。京大、リビア、チュニジア、ブラジル、エイブルアート、オカリナ。
今日と明日は谷中まつり。「バナナの叩き売り」というものを初めて見た! しかも、バナナ品薄の今日この頃、あの山盛りのバナナはどこで仕入れたのだろう。 夕方、久しぶりに谷中銀座でお買いものして、久しぶりに家でごはんをつくる。 かます(1尾50円!)の塩焼き、肉厚しいたけはグリルに。オリーブオイルだけ入れて土鍋で蒸したアサリ。生野のキムチ屋さんが大量に送ってくれたキムチとチャンジャ。うまーい。 #
by achici
| 2008-10-12 00:40
| 東京でうだうだ
その1。今の部屋に越してきてから、すぐ近所から聞こえてくる犬の鳴き声が、8年ほど前に死んだうちの犬(アイリッシュセッター)の声にそっくりで、気になってしょうがない。どんな子かなあ、とずっと思っていたある日、斜め向かいの寺の門の向こうにジャーマンポインターを発見。この子か?と思いながら、立ち止まってじーっと見てたら、不審に思ったようで吠えられた。やっぱりその声だった。背格好が似てるから声も似てるのだね。それにしても、何かを要求してる!とか声でわかるから気になるわ。
その2。夜、1人で道を歩くとき、歌をうたいながら歩く人はけっこういるものだ。うちの前の道、毎晩といっていいほど、かならずだれかが歌いながら通っていくのでおもしろい。いつも同じ人ではなく男性だったり女性だったり。しかも鼻歌とかいうレベルではなく、2階の私の部屋まで聞こえるほどの声で。こないだ通った人は「千のか〜ぜ〜に〜♪せんのか〜ぜになああって〜♪」と、みごと高らかに歌い上げていった。 #
by achici
| 2008-10-09 00:11
| 東京でうだうだ
明日(もう今日か)、9月27日から10月19日までの土・日・祝日、上野〜根津〜谷中・千駄木のまちをアートでつなぐ <art-Link 上野−谷中>のイベントがあります。
新参者の住民として、黒子になってみることにしました。 会期中、いくつかのギャラリーで無料ライブ Love!Live や「谷中散歩」ツアーもありますよ。散策しながらアートと音楽の両方を楽しんでみては。くわしくは、<art-Link 上野−谷中>のHPをどうぞ。 ← HIGURE17-15cas で開催中の安部泰輔「猫のしっぽをたどる話」での作品。古着や端切れから生まれたぬいぐるみたちがファンタジック。描いた絵をぬいぐるみにしてくれるそうです。最初の Love!Live は9月28日、この場所でタカハシペチカさんのライブです。 #
by achici
| 2008-09-27 01:27
| 東京でうだうだ
谷中のギャラリーTEN「獄窓の画家—平沢貞通」展。会期の前半は1948年つまり帝銀事件の容疑者として逮捕される前の作品、今展示されている後半は、逮捕後に獄中で描かれた作品。拘置所から見える風景を描いた絵、思い出の風景、花、富士山、自画像など、1987年に95歳で亡くなるまで、獄中で描いた絵は5000点にのぼるという。
支援者からの差し入れさえけして認められなかった花が、色鮮やかに生き生きと描かれている。独房の窓辺の、想像の鉢植えの花に命を託したのかもしれない。それに対して、人物ののっぺりと仮面のようなうつろな顔。18歳の自画像は、着物が左前だった。 無実を訴えながら、死刑判決後30年以上も勾留されたまま生涯を終えた画家の、名誉回復を求める再審請求を、支援者が現在行っているそうだ。 #
by achici
| 2008-09-24 00:41
| みる
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