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内部は外側だけでなく、上方や中庭からも自然光が射し込む。いまは、ガラスの外側全面に朝顔のつるが覆っていて、夏の日射しに緑が映えて美しく、さらに居心地の良い空間が演出されていた。 館内には、メインの現代美術の展示室だけでなく、市民ギャラリーや映像シアター、図書室など、地元の人がいつでも芸術にふれることができる施設が集められている。とくに、いま多くの美術館で盛んに行われている、子どものためのワークショップ、その専用ルームが設けられていることも特徴だと思う。 そこや図書室、レクチャールームはガラス貼りなので開放感があり、活動の中身もオープンで使用しやすいものになっていると思う。 今世紀の芸術文化施設には当然のものなのかもしれないが、文化都市といいながら、京都でこれに匹敵する充実した芸術施設が思い当たらないので、金沢市民がうらやましい。 中庭に設置されたレアンドロのプール(レアンドロ・エルリッヒの作品「スイミング・プール」や、天井を四角く切り取った窓から空を見上げることのできる空間「ブルー・プラネット・スカイ」(ジェームズ・タレル作)などの作品を常時見ることができる。現代美術がとっつきにくい、難解なものだと身構える前に、感覚で楽しめる作品。「美術」というカタい意識なしに接することができる作品。そういった作品が、ここでは美術館の環境に溶け込んでいて、美術作品ひっくるめた全体として、大人から子どもまでが自然と楽しめる空間になっているような気がした。 レアンドロのプール、上から覗き込む人たち。 中はこうなっていた。
by achici
| 2007-08-27 00:07
| みる
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