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![]() 谷中銀座。しょっちゅう通るから知ってんねんけど、いつ見ても騙される、この猫。 写真が見にくいけど、つくりもんですよ。 4月に休館になる朝倉彫塑館に入っておかねば、と思い、近くに住みながら初めて入る。鉄筋コンクリ造り洋館のアトリエと奥の数寄屋造りの屋敷がつながる建築が見もの。猫好きだった朝倉文夫には、猫の彫刻作品が多い。首根っこつかまれて持ち上げられているのとか、くたっと眠りこけているのとか、猫好きの観察眼で捉えたいろんな姿態のブロンズ猫が並ぶ。さわってみたいと思う。でも、さわってもつめたく硬いから、ほんものの猫の感触を想像しているほうがいいのだろう。 終了間近の横浜トリエンナーレに行ってきた。テーマは "TIME CREVASSE" (タイムクレヴァス)。よくわからん、時間の割れ目とは? でも、たくさんの作品を長時間にわたって観た疲労感のわりに、「!」という感覚を覚える作品は、あまりなかった。
ペドロ・レイエス「ベイビー・マルクス」は新港ピアの会場でいちばん人がたかっていた。あの人形、ひょっこりひょうたん島? カール・マルクスら社会主義思想家たちが、ヒーローものよろしく資本主義者と対決する図式で、ポップにかわいく表現されていて笑えた。でもリアルに、今『資本論』が読み直されている中にはそんな感覚もあるのではと思う。 ![]() ![]() 去年イスタンブルビエンナーレで見た作品が印象的だったポール・チャン「6番目の光」。暗い部屋の床面に映し出される影絵のアニメーション。紙片だか木切れだか、ガラクタだかが、音もなく降ってくる、落ちてくる、もしくは浮き上がる。ときおり、ちっぽけな人間も落ちていく。不安な浮遊感がただよう。 同じくアニメーションで、トニー・コンラッド「クラシカル・ガス」は、ガス灯に照らし出された夜霧のロンドンをざらっとした面に暖かい色遣いで描いて美しかった。また、ウラ・フォン・ブランデンブルグ「ラ・メゾン」はヨーロッパの古い邸宅の中を、ループ状にいつまでもさまよいつづけるモノクロ映像が、永遠の時間を感じさせる。 こうした静かで暗い作品にひかれるのは、いっぽうでアーティストがそこで何かを行ったパフォーマンスの残骸のような、動きの残る作品が目立ったからかもしれない。いや、それはそれで制作の手のあとが生々しく残るものとして、成り立っているとは思う。でもやっぱり、パフォーマンスそのものに意味があるはず。そこでアーティストと観客との間で共有される時間にこそ。 もしかしてこのトリエンナーレ、イベントとして行われるさまざまなパフォーマンスのほうが見ものやったんかしら。最終日、田中泯の〈場踊り〉があるけど、チケットまだ有効やけど、また行く? いやあ、もういいわ疲れるから。 ![]() ![]() 京都より友来訪、谷中銀座にあるもんじゃ焼きの店へ。もんじゃ焼きを食べるのは、こっちに越してきてからは初めてだ。形といい味といい、だらだら喋りながら食べるのにぴったりの、とりとめのない食べものだと思う。写真も見栄え悪…。お好み焼きのほうがおいしいというのは絶対に揺るがないにしても、いつの間にか完食。店の猫が、テーブルと脚の間にすきまができたと見るや、そろりと人の膝に乗ってきた。さすが谷中の猫、ふてぶてしい。しかし、喉が弱いのか、ささやくようにしか鳴かない静かな仔だった。
今日は、最近知り合った方に誘われて、お仲間のバーベキューに参加。バーベキューなんて何年ぶりだらう。
メインは秋刀魚。旨。 裏メイン、豚肉のローズマリー焼き。旨旨。 大トリ、牛肉は赤ワインソースで〜。 羽二重団子も焼くひとたち。盛りだくさんでした。40歳前のおとなたちばかりだったが、みな若い。よく食う!
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